マイケルサンデル 究極の選択大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」を昨晩NHKで放送していました。
ボストンのハーバード大学生、上海の復旦大学生、日本の学生・文化人・芸能人・経営者らを中継で結び、講義というよりディスカッションを進めていくというものでした。

感想を書くと、NHKには申し訳ないですが、あまり面白くはなかったです。
マイケルサンデル先生は好きですが、刺激的な議論かと言われればそういうようには感じられず、最後のほうはチャンネルを変えてしまいました・・・

ただ、思ったより原子力発電は今後も利用し続けていくことに賛成の人が多かったのは発見でした。(ハーバード大の学生などは全員賛成派でしたよ)

私は20~30年くらいかかっても、別のエネルギー供給システムを編み出しながら原発は減らしていくべきだと思っていましたが、世界のこれからの人材(の一握りですが)の考え方がそれと違うというのは意外な気がしました。
新しい効率的なエネルギー生産方法なんて出てこないと思っているのかな。
もちろん簡単なことではないのかも知れませんが、最初から諦めていたら(原発でいいじゃんと思っていたら)その歩みは遅いものになると思うので、原発に関する認識や価値観をどう形成していくかというのも今後の世界の大きなテーマではないかと思いました。

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